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人材育成の観点から「経営」「教育」「メディア」について考えます。

核心的な情報へ迫るために3つのタイプの“おじさん”を探せ!

先だって、大学院の中原先生のレクチャーを聞いていて、人材開発を支える正しい情報収集のポイントの一つとして、キーインフォーマンツ(カギとなる情報提供者たち)を見抜くことの大切さについて学びました。 「どのような情報が得られるか」は「誰から聞く…

記者から取材されて気付いたこと

◆初めて取材を「受けた」◆ 先日、ある雑誌の記者から取材を受けました。いつも取材を「する側」で、「される側」に立つのは初めてだったので、どういう感じなのだろうと、期待と不安が入り交じりながら臨みました。取材テーマは詳しく触れませんが、自らのキ…

対話によって真実は導き出される!?

◆見たまま、聞いたままは真実か◆ 「編集は情報を都合良く改変するので悪だ、聞いたままを伝えることが尊し」というようなニュアンスの言葉を耳にすることがあります。編集が介入することは、純粋な情報が伝わらないのではという、情報の受け手による懸念の表…

組織の専門集団から離れて気付くこと

◆取材は1対1がやりやすい◆ 本職は編集の仕事なのですが、今でも時々、ライターとして取材をしています。新聞社時代と違って面白いなと感じることは、取材をしたことがない人に同席してもらっていることです。 特別な場合を除いて、取材が一番しやすい環境…

遺族の前で「泣く」か「泣かない」か

◆最も難しい取材の一つ◆ 取材は、森羅万象さまざまなものが対象になりますが、その中でも最も難しい取材の一つが、遺族の取材です。事件、事故、災害などで、身内を亡くされた方に話を聞かせてもらう。極めてナイーブかつセンシティブな取材です。 仮に身内…

転職して「スキルを失う怖さ」を打ち消してくれた瞬間

◆期待より不安が大きかった転職◆ 2013年に転職してからは、公私ともにほとんどの環境が変わりました。暮らす場所も、人間関係も、職場もほぼ全部です。まさにアイデンティティの一つにもなっていた記者生活を離れたことは、大きな大きな転機となりました…

世の中には2つのタイプの「天才」がいる!?

取材で人の話を聞いたり、ドキュメンタリー番組を見たりしていると、最近、思うことがあります。それは、いわゆるその道の「天才」と呼ばれる人には、2つのタイプがいるのではないかということです。 ◆暗黙知型「天才」◆ 1:感覚が優れた暗黙知型 「ここで…

新聞社が求めている人材は、“記者”ではない!?

◆新聞社の採用ページから見た人物像◆ 先日、大学院の同級生から「記者ってどんな仕事?」と聞かれました。一言で返すのは難しいのですが、そのときは「多分、思っているより泥臭い仕事だと思うよ」という言葉が口をついて出てきました。 記者って、「記す者…

記者はプレスリリースのどこに注目しているのか。

◆プレスリリースを読み込むことはない◆ 先日、公益社団法人「チャンス・フォー・チルドレン」(https://cfc.or.jp/)が、被災地の家庭の状況をアンケート調査した結果を、報道関係者らに発表したいとのことで、プレスリリースの作成をお手伝いをさせていた…

新聞を使って文章力を伸ばすには、コラムよりもベタ記事!?

◆コラムの書き写しは効果があるのか?◆ 文章力を高めるには、どうしたらいいの?という質問を受けるときがあります。 細かい文章のスキルはいろいろあるのですが、まずは、大前提として、文章は「情報を削る作業である」という認識を持つことが大切かと思い…

記事の上達プロセスは、料理の上達プロセスと似ている!?

◆「ライティングマシーン」になって思った◆ 今日からあなたは記者です。さぁ、明日載る記事を書いてください! と言われたらどうしますか? そもそも何書いているのかよくわからない記事もあるし、何がニュースになるのかもわからないし、そもそもニュースば…

「良い記者ってどんな能力があるの?」を追究します。ブログ始めました。

◆ネタをつかむために記者がやっていること◆ 数年前、僕は毎晩、住宅街の片隅に立っていました。大体2〜3時間、じっと立って、取材先の帰りを待ちます。いわゆる「夜回り(夜討ち)」という、記者の仕事の一つです。 「何時やと思ってるんや!帰れ!」。そ…